DIY :その2 フローリングの塗装①~穴埋め・下地調整~
夫です。
引越し準備に追われ更新が滞ってしまいました。
妻からの無言の圧力が怖かったので頑張って書きました。
この家をリノベーションするにあたって、初めから決めていた事は
『フローリングは既存のものを使いたい』
という事でした。
妻にとっても思い出のあるこの家。
少しだけでも元のままの部分は残したいし、そもそもこんなに味のあるヴィンテージの無垢フローリングを使わないのはもったいない。
とはいえ、長年のシミや色褪せはある程度綺麗にしてから使いたい。
でも、フローリングの塗装を専門業者に頼むとなるとどのくらい費用がかかるのでしょうか。
ネットで調べると、単純なフローリング塗り替えでも2000円/㎡前後はかかるようですね。
塗装の機能性を求めたり、床の補修を含めると、フローリングが100㎡以上ある我が家の場合全部で30万円以上は軽くかかりそうです。
それなら自分でやっちゃおうと安易に決断。
というわけで
今回はフローリングの塗装をやって行こうと思います。
- 下地調整
- 着色
- 仕上げ塗り
という段取りでやっていきます。
まずは現状の床を確認。
畳の敷いてあった床はヤケがなく真っ白ですね。
もともと壁が立っていた部分も白いです。
水滴の跡も目立ちます。
ちなみに床の白い部分はもちろん茶色い部分も全て無塗装です。
長年の使用と経年変化で、この色とツヤになったんですね。
まずは塗料を塗る前の下地調整をします。
茶色の部分は長期の使用で無塗装とはいえ表面は滑らかです。
ですが、畳と壁を取り去ったあとの白い部分は表面がザラついているので、ヤスリがけをして滑らかにしていきます。
相当広い面積をヤスリがけするので、電動サンダーを使いました。
サンドペーパーをセットして使う電動研磨機ですね。
研磨作業は時間が掛かるしとても疲れるので、電動サンダーは木工DIYの必需品だと思います。
荒過ぎず滑らか過ぎずの仕上がりにしたかったので、今回サンドペーパーは240番の中仕上げくらいのものを使用しました。
次に、壁を取り去った際、床が抉れてしまった所がいくつかあったので補修します。
こんな風に抉れて窪みが出来ています。
まずは穴の形を紙に写し取り、型紙を作ります。
適当な木材を削り、この型紙の通りの埋め木を作ります。
木工パテを穴に充填し、埋め木をはめ込みます。(※埋め木をはめた時の写真は撮り忘れましたすみません)
パテが乾いたら、カンナやサンドペーパーで飛び出た分を削ります。
他の穴も同様に補修します。
全体に掃除機をかけてきれいにしたら下地調整はこれで終了です。
次回は着色の工程です。
思ったより長くなったので、悲劇は次回に持ち越しです。