そのままでは贈与税がかかるのだ
外壁塗装と屋根工事を495万で発注することになりました。
詳しくはこちら↓
それぞれの部分の色を決め、工程表を出してもらい、いよいよ着工。
かと思いきや、そうは問屋が卸さない。
十分紆余曲折を経てると思うんですが、まだ曲がるんかい。
この家、名義がまだ祖父なんですよ。(30年前に他界済み)
一般的に他人の名義の家の修理代を出す場合、それは持ち主のために「直してあげる」とみなされ、その費用は"贈与"認定されるらしいです。
これはリノベ会社を決めるために行脚していた時、複数の会社で教えてもらった知識でした。
となると、この工事費用495万円も贈与とみなされる可能性が高いですね。
不安になったので、外壁塗装の契約をする時確認してみました。
私「この家、名義がまだ祖父なんですけど、贈与税かかったりしないんでしょうか?」
営業(上司の方)「大丈夫です!」
それで契約を締結しました。私は確かに聞いた。
でも後から不安になったんです。
大丈夫って言われたけどやっぱりダメなんじゃね?
そこで、やや失礼とは思いつつリノベーションの会社の人に聞いてみました。
かくかくしかじか。
「それはダメですね。贈与とみなされます。」
ですよね。そんな気がしてました。
ちなみにそのまま贈与税がかかるといくらになるかというと
495万(工事費)-110万円 (基礎控除)=385万
385万×15%-10万=47万7500円
参考:No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)|相続税 |国税庁
合ってる?
孫から祖父母への場合も特例贈与財産適用でいいのかな?
全くの素人なのであまり信用しないでくださいね。
参考程度に。
とにかく、少なくても50万近くの贈与税がかかるわけです。
亡くなった祖父が名義人の場合どうなるのかわかりませんが…
でも順当にいったら次の名義人となる祖母や
伯父・母への贈与とみなされそうな気がしますね。
素人考えですけど。
なんにせよ全然大丈夫じゃない。
あの上司め。いい加減なこと言いやがって。
*
早速外壁塗装の会社に電話。
なるべく冷静に、強い口調で伝えます。
「先日契約の際に、祖父の名義のままでも贈与税はかかりませんかと訊き、かからないと回答を頂いたと思うんですが、後から確認したらやっぱりかかるようなんです。」
さて、どうするか。
ちょっとずるいんで小声で書きます。
リノベーションの会社の営業さん経由で司法書士にアドバイスをいただいた結果、
一度書類上の契約をなかったことにしてもらい、相続および名義変更の手続きをした上で再度契約書類を作ってもらうことにしました。
手間はかかるけど悪いのは外壁塗装の会社なので労力は割いてもらいましょう。
ちゃんと謝罪の言葉もいただきました。
ということで、実際の工事契約をする前に、
建物の名義を変更する必要が出てきました。
次回はその話の予定です。
ちなみに外壁塗装の会社、収入印紙の扱いもグレーだったように思います。
そういうとこグダグダなんだろーなー。