つくり家ぐらし

築50年の元教室を程よくセルフでリノベーション

施工事例見学会に行こう

昨日の記事の続き。
施工をお願いする業者最終候補2社のうちの1社(前回記事のA社)の施工事例見学に行くことにしました。


これもあまり具体的に書いて分かってしまわれると気マズイので、ふわっとさせます。
ご了承ください。 
 
 
さて、見学会です。会場はとあるお家。
公共交通機関で行くには若干不便な場所にありました。
車の運転が2人ともあまり得意ではなく、車社会でマイカーを持たずにどこまで生活できるかチャレンジを実施中の我々夫婦ですが、たまには車の運転もしないと鈍っちゃうということで、練習を兼ねてレンタカーを借りていきました。
ちなみにその前には動物園に行きました。完全にレジャーな1日です。
完全に余談です。



見学させていただいたのは、1戸建をケルトンリフォームしたお家。
ケルトンリフォームというのは元々の建物を一旦骨組みだけにし、作り直すリフォームのことです。
ケルトンリフォームまですると、建材の選び方によっては新築のように仕上げることも可能だと思いますが、この家はあえてシックで渋めな内装になっていました。

何より興味を引いたのは、注文住宅だったらないであろう変な間取り
元々ある骨組みを使いつつなるべく広い空間を作るため、多少無茶をした作りになっていたのですが、それが逆に個性的で面白かったです。
変な位置にあるロフトとか階段とか。

制約が多い中で自分好みの家を作る。
これがリノベーションの魅力の一つなのかなと思います。


なぜこの変な間取りになったのかの経緯、内装のこだわりポイント・妥協ポイントや苦労話など色々な話を施主さんにお伺いすることができました。
施主さんめっちゃ面白い人でした!大好き!

その後、我々が自分たちの家の内装を考える時には幾度となく
「あの家の床みたいなの良いよね…」
「あの家のあの配置は真似したい…」
という意見が出てきました。

そして何より
「色々内装のこと考えているとあれもいい!これもいい!ってなるけど、ブレたら負け。最初に決めたコンセプトを貫くのが大切。」
という施主さんの言葉が一番生きているかもしれません。
リノベーションに限らないけれどね。

建材や照明、床材などを調べていると単品で好みのものがどんどん見つかるんですけれど、全体で見て内装の統一感やテイストがブレないようにすることを念頭に置いて選定することが本当に大事だと思います。
 

感想。
行って良かった。

我々はたまたま行った1回が大当たりで大変参考になりましたが、もちろん家のテイストや条件が自分たちにハマらなければ徒労に終わる可能性もあると思います。
でも実際にリノベーションをした方の声を聞けるというのは、予想以上に参考になるものだなと思いました。
施主さんとその会社とが最終的にどのような関係性を築くかも見れますしね。

リノベーションを考えている方、機会があれば事例見学会はオススメです。
(特に何かの回し者ではありません)