つくり家ぐらし

築50年の元教室を程よくセルフでリノベーション

依頼する会社を考える その①

耐震強度の問題は乗り越えました。
(調べて考えた結果、目を背けたとも言える)
伯父には近々プレゼンをしますが、それと同時に進め方や業者についても考えていかねばなりません。

ざっくりしたやりたいこと、方針は決まっています。

"できるところはセルフでやりたいけれど、実際のところどこまで可能なのか。
床の表面を整える、壁を塗る、作り付け家具をつけるあたりは自分でもできそう。
電気・水道・ガス関係の素人作業は怖すぎるので、そこはしっかり業者に頼みたいところ。
壁を壊したり作ったりするのはできるだろうか、でも中に電気の配線あるから難しいかも?"


まず考えたやり方は
「セルフリノベを基本にし、素人では難しい工程を都度業者に依頼する」
間取りを考え、壁を壊し、新しく作るのは自分たちで。
電気は電気屋に、水回りは水道屋に、ガスはガス屋に都度依頼。
そういうセルフリノベブログもあるし。
ボンクラボンボンハウスも全部セルフだし。

でも、そもそもどの壁が壊していい壁なのか分からないんです。
中の配線を切って事故になったり、構造壁を壊してしまうリスクがあります。 
それから、それぞれの業者に入ってもらうタイミングも分からない。
お風呂を入れてもらうのはいつ?電気を引いてもらうのは?水道は?

………建築・建設のど素人がやるのは現実的ではなさそう。
ボンクラボンボンハウスは栄吉っつあんが知識ある人でしたわ。



となると、一括で施工を請け負いしてくれる会社を選ぶことになります。
必須条件はできるところはセルフでやりたいというわがままを聞いてくれるところ

早速、この地域で「リノベーション」を掲げる会社をネットで探しはじめました。
この段階でポイントにしたのは、ブログや施工事例。
以下の内容が載っている会社に絞りました。

「壁は施主様がご自分で塗られました!」
「施主様も参加され〜」
「一緒に考えました!」
「元の○○を生かした〜」
「セルフリノベーションの豆知識」
「どこまでセルフでリノベーションできる?」

言い換えれば、丸投げお任せをウリにしている会社や、
新築に近づけることを目標にしてるような会社はカットです。

"こだわり強めの施主の要望に対応できること"をアピールする会社たちがピックアップされてきます。


そして各社に資料請求。
資料請求をするとすぐに電話がかかってきて
「それより一度ショールームに来てみませんか!?」と
言ってくる会社も稀にいるので、心の準備をしておきましょう。


今回私が資料請求したのは
【有力候補】
・大手ハウスメーカー系列のリフォーム・リノベーション専門部門
・地元の不動産会社系列のリノベーション専門会社
・かなり小規模なリノベーション会社
【一応候補】
・地元の設計事務所
・地元の工務店×2

届いた資料の施工事例を見てると、やりたいことやイメージが膨らみ、夢も広がります。
こういう家いいね!と言う具体的なイメージも出てきます。
ここで、地元の設計事務所はそもそもリノベーションに特化した資料がなくイメージがつかみづらかったので脱落。
地元の工務店二つも施工事例が「なんかフツー」で、"リノベーション"だからこそできる魅力をあまり感じなかったので除外。
やっぱりリノベーションはリノベーション専門のところがいい気がする。

と言うことでやっぱり残ったのは有力候補3社。
この3社はショールームまで図面を持って出向き、具体的な話をしてきました。
次はそのことについて書こうと思います。