つくり家ぐらし

築50年の元教室を程よくセルフでリノベーション

リノベーションの方針を考えよう

前回、伯父にリノベーションの件を相談したところ、
よく分からないから直接会って話しましょうということになった我々夫婦。
母に相談したところ、実際どこをどのように変えるかが全く見えないので
OKを出しづらいのではないかとのこと。

遠方に住んでいる伯父が帰省するのは1ヶ月後(当時)。
とりあえずざっくりの方針を決めてプレゼンしなければいけない状況のようです。

 


まず、メインで住むのは2階。

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実際は教室の南端(図面上右下)に6畳の和室があり、北西(図面上左)半分ほどはカーテンで仕切られ倉庫として使われています。

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そうそうこんな感じ。
って突然綺麗な図面が出てきましたね。ナンヤコレ。
これは後々登場するリノベーションの会社が起こしてくれた現状2階の図面です。
こんないいものがあるなら最初からこっちを出せやゴラァって感じですね。
すみません。忘れていました。

和室にある祖父の仏壇をどうするかが一つの懸念点。
いつかは伯父が引き取るのが筋なのだけど、伯父はあまり引き取る気がなさそう。
実際伯父は遠方住みだけど菩提寺こっちだから、色々面倒なこともあるのかも。
そして、少なくとも伯父が引き取るまではたまーにこの家で法事を行う必要があるので、
和室は残しておく必要がありそう。
また、それに伴い、法要に使うなど捨てづらいものをどうするかがもう一つの懸念点。

それならば。

広さは十二分にあるので、教室側はそのままにしておき、まずは元々の居住スペースに住む体で半分だけリノベーションをしよう。
教室側の空間は一旦触らずそのままにしておき、捨てづらいものは倉庫へ。
板の間はフリースペースとして子供が遊んだりすればいいと思う。
後々仏壇や法要の件が片付いたら、壁を増設して子供部屋とかを作れば良い。

これが伯父に伝える方針。

それから、ついでに我々自身の「やりたいこと」もある程度考えてないと動き出すことができません。
前提条件として、リノベーションをすると言ってもいわゆる「フルリノベーション」(一旦建物を骨組みだけにして再度作り直す)という選択肢はありません。
建物のでかさからして絶対無理だし。
むしろ、せっかくこうやって古い建物を使うのだから、活かせる部材はそのまま生かしたい。具体的には床、窓、階段など。

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床ね、色味を調整してタイトル画像にも使っていますが、
めちゃ良い味出てるんですよ、汚いけど。

 

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窓も今の住宅では絶対見かけない、レトロで学校然とした感じが良い味出してます。

逆に、外側の補修・プロパンガス→都市ガスへ変更・水回りの総入れ替えはマスト。
あと夏は40度越え冬は0度近くとも噂される、屋内のくせに過酷な気温変化はどうにかしたいところ。相変わらず噂の出どころは父です。

できるところはセルフでやりたいけれど、実際のところどこまで可能なのか。
床の表面を整える、壁を塗る、作り付け家具をつけるあたりは自分でもできそう。
電気・水道・ガス関係の素人作業は怖すぎるので、そこはしっかり業者に頼みたいところ。
壁を壊したり作ったりするのはできるだろうか、でも中に電気の配線あるから難しいかも?
このあたりは探り探りになりますが、とりあえず"具体的に何をするのか"の着地点がざっくり見えてきたように思います。