つくり家ぐらし

築50年の元教室を程よくセルフでリノベーション

電気の話

今日は電気の話。

リビングの方は基本ダウンライトと、ダイニングと階段を上ったところだけペンダントライトをつけられるようにすることになりました。

しかしこの家、それだけでは終わらない。

今回基本的にそのまま残す左側半分も、
電気は配線をし直すことにしました。

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これは父からの要望。
「昔古民家に住んでいた友人が古くなった電気配線からの発火による火事に遭ったことがあるから、古い家に住む以上電気配線は全て新しくしたほうがいい」
とのことです。
言う通りです。反論の余地はありません。

実際、1階の教室を趣味のため間借りしている夫、コンセントから火花が飛んだことがあるそうです。怖。



現状の照明器具はこんな感じ。

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天井にコンセントがあり、鎖で吊った蛍光灯照明のプラグをそこに差し込んでいます。
とてもシンプルな構造です。
配置はこんな感じ。

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最初はシンプルに、古い配線を根元から切り、
天井裏から新しい配線を引いて横にコンセントを作る想定で話を進めていました。

でも、こっち側もいつか、いつかは改装したいんですよね。

そうなった時、コンセント式の天井照明って今時そんなにないので
また電気工事をし直さなければいけなくなる可能性が高い。
だいたい引っ掛けシーリングかダクトレールですもんね。
そこでリノベ会社のプランナーさんが提案してくれました。

「新しい配線はダクトレールを引いて、そこにコンセントを取り付けて旧照明を一旦つけておきます。
いつかこちら側も改装する時にはダクトレールに新しい照明をつけましょう。
1つのダクトレールに2つの旧照明器具をつけることにすれば4配線で済むので、8照明分の配線を引き直すことを考えれば器具代と合わせて値段は相殺できると思います」

さすがプロ。
最高の提案です。


世の中にはこんなものがあるんですね。




この提案をそのままお願いすることにしました。
電気に関しては1階も配線し直すことになったのですが、こちらも、真下の部屋はこの方式をとりました。



現在まだ工事真っ最中なのですが、この工事は終わっていたので
完成写真を貼っておきますね。

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全く問題なしです。


これで電気配線は全て新しくなったので安心ですね!